こんな課題はありませんか
- 会議で発言するのが、いつも同じ顔ぶれになっている
- 若手職員が本音を出さないまま、数年で辞めてしまう
- 部署をまたぐ調整に、毎回同じだけの労力がかかる
- 住民説明会が、説明するだけの場になっている
- 総合計画やまちづくりの方針を、現場と共有しきれていない
どれも「話し合いが足りない」のではなく、話し合いの設計が合っていないことから起きています。
人は、まとまっていない考えを言葉にするのが苦手です。会議という場は、すでに言葉になっている人だけが有利になるようにできています。発言しない人が何も考えていないわけではありません。
レゴ®シリアスプレイ®とは
レゴ®ブロックを使って、一人ひとりが「問い」に対する答えを形にし、その作品について語り合う対話の手法です。
レゴ®社が、ビジネススクールIMDや、MITメディアラボの教育理論をもとに開発しました。現在は世界共通の認定ファシリテーター制度のもとで運用されています。
大きな特徴が3つあります。
全員が必ず作り、全員が必ず語る
発言の量が偏りません。声の大きい人だけで進むということが、構造的に起こらないようになっています。
先に手を動かし、後から言葉にする
考えがまとまってから話すのではなく、まず作ってから、それが何なのかを説明します。この順番が、言葉になる前の思いを取り出します。
作品が、話しにくいことを話す足場になる
「私はこう思います」と言うのは勇気がいりますが、「この赤いブロックは」と言うのは簡単です。
ある研修での話
「私の仕事」というテーマで、ある参加者が作った作品がありました。
小さなパーツが、たくさん、まとまりなく散らばっているように見える作品です。
写真:「私の仕事」の作品
この作品を見て、多くの方はこう読みます。
「忙しさに追われている」
「整理がついていない」
けれど、作った本人の説明はこうでした。
「一つひとつが、違う住民の方です。同じ人は一人もいないので、まとめないことが自分の仕事だと思っています」
混乱に見えたものが、実はその人の職業倫理でした。形を見ただけでは、その人が何を大事にしているかは分かりません。分かるのは、本人に語ってもらったときだけです。そして本人も、語りながらはじめて「自分はそう思っていたのか」と気づきます。
これが、レゴ®シリアスプレイ®の場で毎回起きていることです。
なぜ、これが効くのか
「楽しかった」で終わる研修と、そうでない研修の違いは、理屈があるかどうかです。
近年の認知科学では、プロジェクション(投射)という働きが注目されています。人は、自分の内側にあるイメージや意味を、目の前のモノに映し出しながら世界を捉えている、という考え方です。
手を動かして何かを作るとき、私たちは無自覚にこれをしています。ブロックの配置や色に、言葉にできていない思いが映り込む。そして、その作品を見ながら説明することで、映し出したものを自分で回収できます。
レゴ®シリアスプレイ®は、この働きを意図的に使う設計になっています。「レゴだから楽しい」のではなく、外に出して、それを見ながら語るという手順そのものに効果があります。
ねこねこ研究室では、この理屈を参加者にも共有します。何が起きているのかを理解して臨むほうが、現場に持ち帰れるものが増えるからです。
谷口 絵美が担当する意味
レゴ®シリアスプレイ®の認定ファシリテーターは、全国に一定数います。研修の質は、資格の有無ではなく、その人が何を土台にしているかで変わります。
心理学を学び、資格を持っています
立教大学卒業。認定心理士/准学校心理士。レゴ®シリアスプレイ®を「盛り上がる研修」としてではなく、認知科学と心理学の裏付けを持つ手法として扱っています。
言葉にならない思いを扱う現場に、毎日います
東信エリアではじめての女性専用障害者グループホーム「ここ佐久平」を運営しています。うまく言えない、言いたくない、言うと違ってしまう。そういう場面に日常的に向き合っています。研修の場で誰かが黙り込んだとき、それを待てるかどうかは、この経験の差が出るところです。
佐久に根があります
東京生まれですが、祖父母の暮らした佐久の土地に移り住み、この地域で事業を営んでいます。外から来た視点と、この土地への地縁の、両方を持っています。地域のワークショップでは、これが働きます。
レゴ®シリアスプレイ®メソッドと教材を活用した認定ファシリテーター
行政での活用について
レゴ®シリアスプレイ®は、すでに複数の自治体で導入されています。
- 石川県庁:職員研修に導入。職員間のコミュニケーションと創造的な問題解決能力の向上を目的として実施
- あわら市:職員研修に加え、市民参加型ワークショップで市民の意見を引き出す用途に活用
- 福井市:部門間の連携強化、新規施策のアイデア出しに活用
※ これらは他自治体での導入例であり、ねこねこ研究室の実績ではありません。レゴ®シリアスプレイ®が行政の現場で実際に使われている手法であることを示すものとして掲載しています。
職員研修としてはもちろん、住民参加型のワークショップとの相性がよい手法です。立場や年齢の違う人が同じ場で発言できる構造を持っているため、一部の声だけが大きくなりがちな場面で効果を発揮します。
プログラム
| プログラム | 時間 | 目安人数 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 体験プログラム | 90分 | 6〜20名 | レゴ®シリアスプレイ®を実際に体験。導入検討の材料として |
| 半日プログラム | 3〜4時間 | 6〜24名 | 相互理解・チームビルディング。振り返りまで含めて完結 |
| 1日プログラム | 6〜7時間 | 6〜24名 | チームの現状把握から、共有ビジョンの構築まで |
| 連続プログラム | 応相談 | 応相談 | 複数回に分けて実施。組織開発の伴走として |
人数・時間・テーマは、ヒアリングのうえで調整します。上記はあくまで目安です。
料金
| プログラム | 料金(税別) |
|---|---|
| 体験プログラム(90分) | 30,000円〜 |
| 半日プログラム(3〜4時間) | 150,000円〜 |
| 1日プログラム(6〜7時間) | 250,000円〜 |
| 連続プログラム(応相談) | ご相談ください |
上記料金に、レゴ®教材費と交通費を含みます(長野県内での実施の場合)。県外での実施は別途ご相談ください。
すべてのプログラムが、随意契約の範囲内(50万円以下)に収まる価格設定です。
2026年度は、導入実績づくりのため、自治体・非営利団体向けにモニター価格をご用意しています。ご予算に合わせてご相談ください。
導入の流れ
お問い合わせ
フォームまたはメールでご連絡ください。2営業日以内にご返信します。
ヒアリング
目的、参加者、時間、ご予算をうかがいます。オンラインでも対応します。
企画書・お見積りのご提出
ヒアリングをもとに、プログラム案と金額をお出しします。
事前打ち合わせ
会場や当日の進行を詰めます。1〜2回。
研修当日
振り返り
ご希望に応じて、実施報告と次の打ち手のご相談を行います。
最短で、お問い合わせから2週間程度での実施が可能です。
よくあるご質問
レゴを触ったことがない職員でも大丈夫でしょうか
問題ありません。レゴ®シリアスプレイ®は、上手に作ることを求めない手法です。むしろ「うまく作ろう」としないほうが、その人らしい作品になります。作り方の説明から丁寧に進めますので、はじめての方だけの回でも成立します。
年配の職員が多いのですが、参加してもらえますか
50代・60代の方が中心の回でも実施されています。レゴ®はもともと誰でも扱える道具なので、年齢による向き不向きはほとんど出ません。むしろ経験の長い方ほど、語る内容に厚みが出ます。
レゴブロックは用意する必要がありますか
不要です。レゴ®シリアスプレイ®専用のキットをこちらで用意し、当日持参します。教材費は料金に含まれています。
会場に必要な条件はありますか
参加者が作業できる机と椅子、そして参加人数分のスペースがあれば実施できます。会議室で問題ありません。事前に会場を確認させていただきます。
何人から実施できますか
6名程度から実施可能です。上限はご相談ください。人数が多い場合は、進行方法を調整します。
オンラインでの実施はできますか
可能ですが、教材の事前発送が必要になるため、リードタイムと費用が変わります。効果の面では対面をおすすめしています。ご事情があればご相談ください。
予算が限られているのですが
2026年度はモニター価格をご用意しています。まずはご予算をお聞かせください。90分の体験プログラムであれば、年度途中の少額予算でも実施しやすい設計にしています。
単年度の予算で発注できますか
すべてのプログラムが随意契約の範囲内(50万円以下)の価格設定です。相見積もりや入札の手続きを経ずにご発注いただけます(貴自治体の契約規則をご確認ください)。
実績
2026年9月 佐久平女性大学 公開講座(詳細が決まり次第、掲載します)
お問い合わせ
研修の内容、ご予算、日程など、決まっていない段階でのご相談も歓迎します。
「そもそもうちに合うのか」という段階からお話しできますので、お気軽にご連絡ください。
フォームは準備中です。お手数ですが、当面はメールにてご連絡ください。
お名前/ご所属/お問い合わせ種別/ご相談内容をお書き添えいただけると、 やり取りがスムーズです。2営業日以内にご返信します。